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気をつけるべき敬語表現

まず、自分のことを普段「僕」や「オレ」と言っている人は「わたし」か「わたくし」に統一してください。社会人として公の場で自分のことを呼ぶときは男女問わず「私」が基本です。
家族の呼び方に関しても「お父さん」「お母さん」「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」などではなく「父」「母」「兄」「姉」と呼んでください。面接時に家族のことを話す機会はかなり多く、そのときに「私のお父さんは……」と言っていると、かなり子供っぽい印象を与えてしまいます。
次に返事ですが、普段友達や家族と会話しているときのように「うん」や「ううん」はNGです。必ず「はい」と「いいえ」を使ってはっきりと返事をしてください。また、あいづちも「うん」ではなく「はい」や「ええ」と言うように心がけましょう。
また、正しい敬語として使っているつもりでも、使い方によって間違っている表現が多くあります。よくバイトの現場でスタッフが使っている「了解です」や「ご苦労さまです」は、自分と同じか、目下の人に対する表現ですので、目上の人に使うと失礼です。このような場合は「承知しました」や「お疲れさまです」が正しい表現です。
面接時に店長や社長など、役職のある人に会った場合「店長さん」や「社長様」のように役職に敬称をつけてはいけません。店長や社長という表現は、すでにその中に敬称としての意味を含んでいます。この場合は「〇〇店長」「〇〇社長」と言えば問題ありません。
ほかには、最近よく使われる「全然大丈夫です」という言葉も間違った表現です。「全然」という言葉は、「全然~ない」という否定の表現で使いますので、肯定の意味である「大丈夫」に「全然」を使うことは間違っています。この場合はシンプルに「大丈夫です」で問題ありません。
以上の表現に気をつけながら面接に臨みましょう。